眉間しわについて
「眉間にしわが寄ってるよ」
といわれてハッとしたことはないだろうか? 眉間のしわは自分ではなかなか気づきにくい。しかし人から見ればこれほど目立つものもない。
眉間のしわは無意識のうちにできてしまうものである。小さい文字など、見えにくいものを見ようとするとき、難しいことを考えているとき、イライラしているとき、または起こっているとき、どれも気づかないうちに眉間にしわを寄せてしまっているというパターンである。
自分でなかなか気づかないのはこのように無意識にやってしまっているから、というのが一番の理由だが、鏡に向き合ったときにはこれも無意識に眉間のしわを直してしまう、というのも大きな原因である。
人間だれも鏡と向き合うときは無意識のうちに表情を作るものである。眉間のしわなどは真っ先に整えられ、鏡に映った際には跡形もない、というのが一般的なものであろう。その意味では、人間はけっして自分の日常の顔を見ることができないともいえる。
人に見られ、怖い印象や、気難しい印象を与えてしまっているにもかかわらず、自分ではまったく気づかず、自覚もない。考えてみれば恐ろしい話である。